30kmを過ぎると追分通りも終わり新琴似1番通りへ入ります。
去年はこの先ちょっとで終末車に煽られジエンド。
絶対そこだけは越そうと思い必死だったその時。
頭の中はリタイア、歩く、必死に、そんなことばかりでしたね。
そうしていると対向車線を終末車がやってくるではないですか?
あれだなぁ、いやだなぁ、でも去年より会うのが遅いぞ、このまま頑張れば
最後まで行けるかもと考え始めました。
晴れさんと会ったのこの辺だっけかなぁ、も考えましたね(笑)
この長い直線区間はとーってもいやな場所ですが思ったより短く感じました。
とにかく前へ前へ、絶対歩かないぞ、完走するぞ、と心の中で叫んでいました。
2年前完走したときはこの区間がもう最悪でした。走っては歩き、歩いては走っての繰り返し気持ちもかなり萎えてましたね。[:がく〜:]
そして35kmを通過。
ラップはわかりません、壊れた時計ではね。
この頃になるとかなりのランナーが歩いていたり、ストレッチしていたりしていました。
このときは両ふくらはぎが攣っていましたが気力だけは保ってなんとか走り続けていました。
しかしこの辺で今度は大腿部に痙攣の兆候です。
いやはやなんでこんなに脚が弱いんだーーーって思いました。
ここまでにも、アスリートソルト、ブドウ糖タブレットを必死に摂取していたのに、、、
最後は飴しかありませんからそれをひとつ。
ペタペタ走りが大腿部の異常でさらにペタペタ状態に。
苦しさを紛らす為にポーチの中のものを一杯食べ始めました。といっても残りはわずか。
飴も2つめをガリガリ。
37km過ぎでの工業高校あたりで、ピキーっときてああダメだと歩きが入りました。
でも立ち止まってストレッチしたほうがもっと悪くなりそうであるきながら回復を待ちました。
数十秒後ぐらいにラン再開、しかし38km過ぎでまたしても大腿部がピキーっと。
2度目の歩き、、、
さすがにここまでくると歩きがどうしても止められなかったですね。
でも絶対完走するんだ!って気持ちはまだ大丈夫。
そしてラン再開。
すぐそばに同じチームの人が前を同じように苦しみながら走っているのをあともう少し!
と声をかけながら追い越していきました。
えっ?こんなにスピードだしていいのか?おれ。っていうか出せるの?
でも40kmまで2kmだし行っちゃえ!って感じでドンドン抜いていきました。
40km過ぎちゃえば歩いちゃっても完走できるんだからとにかく今のゴールは40km。
あと4kmの看板も楽勝です、自分にとっては2kmですから(笑)
それにしても脚もなぜか攣る気配なし、呼吸も当然余裕、何なんだ?って感じで周りを見る余裕すらでてきました。
アレだけ摂取したアスリートソルト、ブドウ糖タブレット、を超えるサプリメント、、、飴。
何かそんな感じがしました。だって元気出てきましたし、30kmあたりよりはるかに元気。
そういえば2年前もキツイ残り7kmあたりで沿道の人にもらった飴をなめてから元気になったような気がしました。あくまで "ような" ですけどね。
そして39km過ぎに晴れさん発見。
思わずあと少しで完走間違いないよ!がんばろう!と声をかけちゃいました。
なんか気持ちものってきてましたね、その時、もう本当に最後でしたけどね。
そして大通りに入り40km関門通過。
やったー、わーいわーい、って感じでしたよ(爆)
38kmから5分/キロぐらいで走ってんじゃないか?って錯覚するぐらいスピードが
上がってました。かなりの数抜きましたし。
でもGTMailSの結果からすると5分20〜30/キロってぐらいですね、多分。
如何にその前が遅かったかですね。
2年ぶりの駅前通り、気持ちいいです。応援もすごい、みんな頑張れ!あと少しだ!
の大合唱、これだよなぁって感じました。
中島公園の入り口まできました。駅前も長いけどこの入り口からゴールまでも長いんだよなぁとおもったら本当に長かった(笑)
それでも最後の力を振り絞ってGOAL!
うれしかった、というよりホッとしました正直言って。
今年は洞爺湖でまあまあ行けたので、完走は大丈夫かな?という慢心がちょっとあったかもしれません。でもナツの北海道マラソン、恐るべしです。
30kmから40kmまで 58:03
40kmから42.195kmまで 12:15 でした。