道マラから約1ヶ月、脚の状態が悪く練習を本格的に再開したのが1週間前。
本来ならレースに出ること自体無謀と思える状況でしたが、既に申し込んでいることと
少し走れる(10kmまで走ってみた)ようになったのでハーフの練習と考えての参加でした。
当日はとてもいい天気で少し暑いくらいですが絶好のラン日和。
会場の陸上競技場はとてもきれいに整備されていて人が集まるにつれて気持ち的にも盛り上がってきました。
今年から所属しているクラブの方としばし談笑したり、軽くアップしたりとレース前のお決まりの行動です。
「うん、脚もまあまあ、もしかすると結構いけるかも…」なーんて考えていたのもこの時だけ
私はハーフの距離が結構好きで、自分なりに自信を持っていたので当初このレースはかなり重要というか記録狙いで考えていました。脚を傷める前までは、、、。
なので、登録選手で申し込むのは当然でした。(スタートロスが少ないし)
しかし今回ばかりはちょっと後悔しました。
大きなスペースに「登録選手はどうぞ」って空けて待っているんですから。
一般選手はいち早くいい場所を取ろうと並んでいるのに、登録選手の後ろ。
こんな私をこんなに前に並ばせちゃって申し訳ない気持ちで一杯でした。
また、こんなに前なのにゆっくりでしかスタートできないので周りに迷惑だなぁとも
感じていました。(ぶつかったりとかも心配でした)
そうこうしている内にスタートです。
周りも後ろからもみなさんすごいスピードです。
ついついつられて私もスピード出していました。
体感でわかりますね、5分/キロは切っているだろうって感じです。
このスピードをしばらく体感していなかったせいか、呼吸がつらく早くもゼェゼェ…
しかもスタート位置が前にいたせいで抜かれてばかりで抜くことはほとんどなし。
こういうのも精神的にもつらかった。
そして脚と呼吸に自信がないので、抜かれた人についていく気持ちもなかったですね。
このことが最後には大きな痛手となってきてしまいますが、、、
5キロ 22分17秒
6〜7キロ地点で第一折り返しがあり、全体のランナーの様子や位置関係がわかります。
何百メートル離されているとかまだ後ろに一杯ランナーがいるなぁなど。
はなっから記録狙いではないので、前者はどーでもいいのですが後者の様子をみて
少しホッとした自分がいました。
しかもこの時点ではそれなりの予定外のスピードでしたから。
5キロ 23分25秒
10キロ手前から海岸線を通って湯の川を目指します。
そこに第二折り返しがありますが、段々とつらくなってきました。
脚が重いのです。
自分は苦しい時、どうしても時計を見ちゃいます。
距離表示がだいたい5km間隔なので時間で距離を測ってしまいます。
そうなるともうダメ、「まだ2kmか」とか「あと3kmあるわ…」とか
考えちゃって走りに集中できなくなります。
そんなことで抜いていく人たちについていけずにジリ貧です。
そして折り返しで後続の様子をみるとまだまだ後ろにはランナーが沢山いて
皆頑張っています。
ここでひとふん張りで負けられない、絶対歩かない、絶対ゴールする。と気合をいれ直しました。
5キロ 24分25秒(着実にラップが落ちてます)
と、ここまで15キロ地点で1時間10分、それなりだったわけですが、、、
(つづく)